城下町松江に鼕の音が鳴り響く!! 松江鼕行列

毎年10月の第3日曜日には、
松江神社の例大祭に合わせ
松江の開府を祝う祭「松江祭鼕行列」が
開催されます。

鼕 (どう) とは、出雲地方での
太鼓のことで、江戸時代に出雲地方の
正月行事「とんど」行事に合わせ
五穀豊穣を願って鼕・笛・チャンガラを
囃しながら神輿を担いで町中を
練り歩いていたことが
鼕行列の始まりとされています。

大正時代には各町が鼕の大きさを競い、
鼕が大きくなり、また鉄の車輪を付けた
屋根付きの鼕宮が造られ、
現在の形になりました。

松江城から松江大橋を渡って
白潟天満宮までの道を
打ち面を上にむけた
約 1.2 ~ 1.8 メートルの大きな鼕を
据えた屋台を子供から大人までの
老若男女が打ち鳴らしながら
引き歩きます。


松江市鼕行列保存会 公式サイト


2018年10月21日