旅行と言えば「お土産」。
このページでは、松江に観光に
来られた際に、
ぜひおすすめしたいおみやげを
ご紹介します。

①松江三大銘菓
（若草・菜種の里・山川）

第七代松江藩主、松平不昧公によって
命名された、松江を代表するお菓子です。
※松江三大銘菓については、
コラム「お茶と和菓子の街　松江」を
ご覧ください。

②どじょう掬いまんじゅう
（中浦食品）

どじょう掬いまんじゅうは、
松江市のお隣、安来市の民謡「安来節」の
「どじょう掬い踊り」に使う
”ひょっとこお面”と、
青い水玉模様の手ぬぐいを
モチーフにした饅頭で、
「因幡の白兎」とともに山陰を
代表する銘菓です。

江戸時代後期に、出雲節などの
地元民謡から誕生した安来節は、
大正時代に「渡部お糸」という芸達者な
女性と、三味線の名人「富田徳之助」が
一座を組んで、全国巡業をしたことが
きっかけで、全国的に広まりました。

そんな安来節の唄のリズムに合わせて
踊るのが「どじょう掬い踊り」です。
踊り始める際の掛け声
「あら、えっさっさ～」で有名な
どじょう掬い踊りには、
男踊りと女踊りがあり、

男性は、
カスリ着物・ももひき・腰かご・ざる
・豆しぼり・鼻あてを、

女性は、
カスリ着物・小形ざる
・赤の襷たすき・手拭

を身に着けて踊ります。

愛らしい表情をした、
やわらかい生地の中には、
さっぱりと仕上げた白餡が
たっぷりと入っていて、
お茶やコーヒーとの相性も抜群です！！

 

また、一番人気の白餡味の他にも、
抹茶味やチョコレート味、
地元島根・安来産の苺「紅ほっぺ」を
使用したいちご味、
津和野産の栗を使用した栗味、
島根県のお隣、鳥取県の「二十世紀梨」を
使用した梨味も販売されています。

中浦食品　どじょう掬いまんじゅう　公式サイト

 

③因幡の白うさぎ（寿製菓）

お隣、鳥取県の寿製菓が販売する、
出雲神話の「因幡の白兎」に登場する
兎の形をした饅頭で、
こちらも山陰を代表する土産菓子です。

「因幡の白兎」あらすじ

淤岐島(おきのしま)から
因幡国（鳥取県東部の旧国名）へ
向かおうとした白兎は、
ワニザメを騙して、その背を踏んで
海を渡ろうとしましたが、嘘がばれて、
毛をむしられてしまいました。

さらにそこに、いじわるなオオクニヌシの
兄弟がやって来て、
「海の水でからだを洗って、
潮風にあたるといい。」
と言われたのでそのとおりに
してみましたが、
ますます痛くなってしまいました。

苦しんでいる白兎のところへ、少し遅れて
オオクニヌシがやって来ました。

オオクニヌシは、
「からだを川の水でよく洗い、
がまの穂をしいて寝転がりなさい。」と
白兎に教えてあげました。

白兎は言われた通りのことをすると、
元通りに毛が生えそろいました。

オオクニヌシに助けられた白兎は、
二度と嘘はつかないと心に決め、
オオクニヌシに
「因幡の国にいる八上姫と結婚できる」と
予言し、その後予言した通りに
2人は結婚しました。

めでたしめでたし。

というお話です。

地元鳥取大山のバターを使用した生地に、
上品な甘さの黄身餡を包んだこの饅頭は、
白兎がオオクニヌシと八上姫の縁を
結んだことから、
「福を呼び、縁を結ぶお菓子」と
いわれています。

寿製菓　因幡の白うさぎ公式サイト

 

④しまねっこグッズ

島根県観光キャラクター「しまねっこ」の
グッズもおすすめ！！

首にしめ縄のマフラーを巻き、
出雲大社をイメージした帽子をかぶった、
かわいい猫のキャラクターです。

ゆるキャラグランプリでは、
5年連続でトップ10をキープするほど、
県内外問わずファンの多い、
人気なキャラクターで、
現在も様々なイベントで活躍しています。

グッズの数も多く、饅頭やクッキーといった
お土産に定番のお菓子はもちろん、
キーホルダーやTシャツ、
さらには招き猫とバラエティ豊かです。

また、しまねっこが車体に描かれた、
一畑電車の「ご縁電車しまねっこ号」、
一畑バスの定期観光バス
「ご縁バスしまねっこ号」も
人気を集めています。

その中で今回ご紹介するのが、
どじょうすくい饅頭を販売している、
中浦食品の
「しまねっこクッキー」です。

様々な表情の「しまねっこ」が描かれた
サクサクなクッキーです。

1箱に10枚のクッキーが入っています。
食べ終わったら、箱を貯金箱に
することができます。

 

⑤吉田くんグッズ

フラッシュアニメ「秘密結社鷹の爪」に
登場する島根県出身のキャラクター
「吉田くん」。
島根Super大使（宣伝隊長）に
任命されています。

現在島根県は、全国的に知名度の低い事を
逆手にとって、
「島根は日本で47番目に有名な県」、
「島根は鳥取の左側」といった
自虐ネタで有名ですが、
島根の自虐ネタは、このアニメから
広がりました。
（島根と鳥取の覚え方は、
コラム「島根と鳥取　どっちだっけ？」を
ご覧ください）

そんな吉田くんのグッズから、
島根の自虐ネタを使ったユニークな
お菓子を紹介します。

「島根か鳥取か分からないけど
そこら辺に行きました」
というキンヤが販売する、
甘さ控えめのチョコレートパイです。

10枚入りの箱のパッケージは、
絵が変わるマジカルBOXで、
影の薄い島根の場所をアピールする
デザインになっています。
山陰を観光した思い出として、
購入してみてはいかがでしょうか。